AIとコーディング
コンピュータコードを書くことは、なにかしらの言語で文章を書くことと似ています。構文や文法のルールがあり、プログラムが意味をなし、意図した動作を実行する、つまり、意味論を尊重することが求められます。2022年には、プロンプトからコードを生成する生成AIが登場しました。ChatGPTはインターフェース内でのコード生成を可能にし、PythonやC言語をフランス語、イタリア語、日本語と同様に扱いました。
その後すぐに、AIがコード生成に長けているなら、もうコードを学ぶ必要はないのではないかという議論が沸き起こりました。コードが書けない人にとっては疑問の余地はなく、企業が「AIは高品質なコードを生成できる」と主張するだけで十分でした。産業界では、2023年末には仕事の一部が人間からAIに移行しましたが、全体として管理者はプログラマーをAIに置き換えることには躊躇しています。ハルシネーション(AIが現実には存在しない情報を生成する現象)の問題はまだありますが、より重要なこととして、本人が正しいプロンプトを書ける場合、言い換えると、正確な仕様書を作成できる場合に限り、AIによって良いコードを生成することが出来るということがすぐに明らかになりました。さらに、プロンプトは通常一度には完了せず、コンピューターとのある種の対話を必要とするため、相手の言語を理解しておくことは有用だと言えます。これは通常、長時間のコーディングから得られるスキルです。
現在の見解では、将来必ずしも人間がコードを書くとは限らないとしても、機能するコードをAIに生成させるためには、AIと対話するためのコードを知っている人々が必要であると考えられています。
コード、ノーコード、ローコード
一方で、複雑なシステムでAIと連携するために高品質のコーダーが必要な場合、誰もがそのレベルに達する必要があるのでしょうか?答えはおそらくノーです。よくあることですが、物事は常に白か黒かではなく、ノーコードとコードの間には、ローコードと呼ばれる中間レベルの領域も存在します。